Give me Butterflies

SixTONESにHysteriaで落ちた洋楽オタクのブログです。

Set A SixTONES Rollin’

前回ブログに書いたSixTONESに落ちた理由ともう一つ、この先もずっと忘れたくない初めて行ったコンサートで感じたことを今回はブログに綴ろうと思います。

HysteriaでSixTONESに強く惹きつけられてから、彼らに対して「間違いない」と感じる瞬間は多々ありました。YTFFパフォーマンスを見たとき、なんだか彼らに全能感のようなものを感じました。彼らならどこまででも駆け上がっていけるんじゃないか、みたいな。

けれどわたしがある意味の引き返せない致命傷を負ってやっぱり間違いないと改めて感じることになったのは彼らのコンサートでした。

 

 

わたしはコンサートの幕が開けて一曲目の、イントロが鳴り響いてアーティストが登場する瞬間、身の毛のよだつような、全身が震えるようなあの瞬間のために生きていると言っても過言でないくらいにコンサートが大好きです。

 

これまでの人生で数多くのコンサートへ行ってきましたが衝撃の大きさでいえばもしかしたらSixTONESは過去1だったかも知れません。

まさにIMPACT 

 

Set A SixTONES Rollin'

 

セットリストの一曲目のRollin'が鳴り響いた時、まさにこれを感じました。

 

 

初めてSixTONESの歌うRollin'を聞いた時、というかタイトルを知ったとき

 

めっちゃダジャレやん😂😂😂

 

と思いました。笑

SixTONESが歌うRollin'

The Rolling Stones....

 

もちろん歌を聴いても、

ああ好きだなと思いました。

英語詞を多く入れているところに見据える視野の広さも少し感じました。

 

I can't get you out of my mind

 

まさにわたしはSixTONESに対してこう思います。

わたしの音楽からSixTONES追い出す事は幸か不幸か当分無理です。

 

コンサートの幕が開けてRollin'と一緒にSixTONESもRollinし出した時は本当に本当にびっくりしました。(事前に知っていたけど!)

 

誰がこんなこと思いつくの、、、!

 

しょっぱなからまさに彼らに流れるジャニーズイズムを垣間見た気がしました。

 

同時に

 

Set A SixTONES Rollin'

がここから始まるんだと感じました。

 

set a stone rolling って普段から使われる用法なのかはイマイチわかっていないのですが

 

とんでもないことをやり始める

とんでもない結果をもたらすかも知れないことを始める

 

という意味があります。

実際にぐるぐる回って歌うなんて、もうすでにとんでもないことを始めてるなと思いました。笑

とんでもないってネガティヴな意味に聞こえますがSixTONESがこれからやろうとしている事はまさにとんでもない、誰にも予想のできないことだって思っています。

 

 

コンサートというのはそのアーティストが大切にしていて一番伝えたいと思っていることをその人なりの方法で伝える場であると思います。

わたしはこれまで色々なアーティスト(洋楽に限定されてしまいますが😢)でそれを顕著に感じてきました。

ステージは簡素で上質な音楽、歌を聞かせることにフォーカスするアーティスト。(簡素と言っても照明だったりはすんごい)

緻密に計算された大胆な演出で観客を巻き込むアーティスト。

観客と一体になって大暴れ(笑)するアーティスト。

などなど

それぞれに強いテーマとメッセージがあります。

 

わたしのこれまでの人生で1番のステージはTaylor Swift のReputationです。

わたしが根っからのswiftyということもあるのですが彼女のステージはもう本当に凄いです。

Netflix に入ってる方はライブ映像が配信されているので是非観てみてください。(Apple Music には1989 のライブ映像もあってそれもすんごいですのでぜひ)

...Ready for it? が流れて彼女が登場する瞬間やメインステージのスクリーンが割れて大きな蛇(reputation のコンセプトは蛇)が現れた時はもう本当に言葉を失いました。

 

SixTONESのコンサートでは規模も違いますし(Taylor は東京ドーム)予算も全く異なると思います。

けれどわたしの中ではSixTONESのTrack ONE IMPACTはReputation に匹敵するくらいドキドキワクワク、ザワザワさせられたステージでした。

 

特にやっぱりRAM-PAM-PAMの重低音とライティングには痺れました。あれはまじで脳味噌が溶ける。。。

 

本当に本当に失礼ながらわたしにはアイドルのコンサートは音楽よりも顔だったりファンサを見に行くイメージがこびりついていました。

 

覆されました。

YouTubeで公開されていた嵐さんのコンサートやハッピーライブを観て自分の認識の愚かさを改めて感じました。知らないと見えない世界があることを、批判する前に知るべきなんだと胸に刻みました。世間にまだそういう人がいるならばSixTONESのコンサートに引っ張っていきたい。笑

SixTONESのパンフレットにあったように

まさにわたしの世界がひっくり返されました。

 

ところでわたしのような今までジャニーズに馴染みのなかった人間にとってジャニーズのコンサートへ行くというのはなかなかにハードルの高いことだと思います。

しかも1人で!

ラフストの時は本当にハマりたてで今ほど沼の底にはいなかったのでコンサートに行ったら終わりだと謎の危機感を持っていました。自分がジャニーズにハマったことにまだ慣れていないというか、その場にいる自分がイメージできなくて行かない方が身のためだと思いました。

でも大大大大後悔。

行けばよかった、、、、

そもそも争奪戦だったチケットを取れていたかもわかりませんが応募もせず終わったことを死ぬほど悔いています。

 

ジャニーズはお茶の間で見る分には開かれているけれどコンサートなどではとても閉鎖的というか、脈々と受け継がれた伝統とか文化があるイメージでした。

よそ者はちょっと入りにくいような。

 

ペンライトなんかも売ってはいますがあまり使う事はなく自動制御の腕輪式のライトが一人一人に配布されたりします。これはほんとに綺麗だからいつかSixTONESもしてほしい。あとは携帯のライトをみんなでつけたり!

コンサート中は一緒に歌う、踊るが割と普通。

 

どれをやったらジャニーズのコンサートで浮くというかマナー違反なのか分からずにびびり散らかしていました。

1番驚いたのがライブのレポの文化。

海外アーティストは基本撮影OKなのでライブ後は映像が普通に流れてきます。

なので文章にしてレポートをするということにとても驚きました。

みなさん記憶力ありすぎる。。

メモをとってるのかな???

まじでプロフェッショナルの仕事だと思います。

 

SixTONESのコンサートを通して、動画で思い出に残すのもいいけれど自分の肉眼で、記憶に刻み込む方が価値のあることだと考えさせられました。

わたしはいつもコンサートでハイになってしまうので時間は刹那的に過ぎ去ってほぼ記憶がなくて終わった後に興奮と満足感だけが残るタイプです。なので細かいところを見返したいといつも携帯を構えていましたがその刹那こそが魅力なんだと思いました。

 

SixTONESのコンサートも例外なく記憶が断片的でしかないのですがただただ世界観に没入してSixTONESの音楽に集中したあの時間はなににも変えられない素晴らしいものでした。

Imitation Rain を聴いた時、自然と涙が溢れました。

 

閉鎖的だと勝手に思っていたfandomも実は全然そんなことありませんでした。

コンサート会場で隣になった方がわたしが1人で来てソワソワしていることに気づいて話しかけてくださいました。もう本当に死ぬほど嬉しかったです。こうしたらいいよとかああいうもんだなんてお話をしてくださってとっても楽しい時間でした。お名前聞いとけばよかったなあ。後悔。

 

またまたTaylor が出てくるのですが。。

これから歌手を志す若者へなにを大切にすべきかという質問に対して

彼女の答えは、

 

I think you have to love it more than anything.

And you have to love it for so many more reasons other than your idea of what the end result could be.


なにに替えても、何よりも音楽が好きなこと。

そしてその音楽が好きな理由を音楽で成し遂げたい最終目標以外でたくさん持っておかなければいけない。

 

偶然レコード会社の目に止まって、

「素晴らしい!君をデビューさせよう!」

そしてレコーディングをしたらたちまちヒット

なんてことにはならないのだと。

 

沢山の行き止まりにぶつかって時には軌道修正をしなければならなかったり、一つの音楽を作るにあたって音楽以外にやらなければならないことが山のようにあって

 

一度のステージがそんな全ての困難に打ち勝つ力になる、そんな音楽に対する愛が必要である、と。

 

SixTONESはこの愛を持っていると思います。

 

先にも述べたようにコンサートにはアーティストの音楽への向き合い方や私たちへのメッセージが詰まっていると思っています。

SixTONESのステージから私が受け取ったのは

音楽はこんなにも素敵で楽しいものなんだ

というメッセージです。

これまでの彼らの歴史の中で、SixTONESになる以前から、なってからも何度も挫折したり苦しかったり沢山の軌道修正を重ねたと思います。

でも投げ出さなかった。

そんな経験を乗り越えてなお、彼らが6人でいることを、そして心から純粋に音楽を楽しんでいるからこそ伝えられる、伝わるメッセージだと思います。

樹かな?が雑誌のテキストでライブをやるために他のお仕事を頑張れる(うろ覚え)と言っていた意味がわかった気がしました。

そしてそれが伝播して私たちも純粋に彼らの音楽を楽しむ、その渦に巻き込まれているんだと思います。

 

「ジャニーズらしくない」とはSixTONESを形容する時によく使われます。

わたし自身そこに惹かれた面もあります。

本人たちも自分たちはいわゆる王道ではないと言っています。

けれど

「ジャニーズらしくない」

「ジャニーズであること」

SixTONESは一見矛盾もするこの二つを併せ持ってジャニーズであることをとても大切にしている

紛れもない

"ジャニーズのアイドル"

なんだと強く思います。

 

多くの人がSixTONESに魅了されるのはこの音楽に対する愛であったり、覚悟ゆえだと思います。

いつか広い世界に飛び出して、そこでまた大きな壁にぶち当たる事があっても

 

この愛があればSixTONESは大丈夫、そう思います。

6人で居ればそれだけで最強だから。

 

A rolling SixTONES gathers no moss.

 

転がる石に苔むさず

相対する二つの意味をもつこのことわざですが、わたしはいくら周囲から批判されようが志を持って転がり続けることに意味があると思います。

 

光る、兆しの歌詞のように彼らはこれまでもこの先もずっと6人で転がり続けて、磨かれていくんだと強く思います。

 

コケがつく暇もないくらいに!

 

 

ps.

もっとこの曲のここが良かった、この演出が良かったみたいなことも書きたかったのですがなにぶんすでに記憶がない😂

コンサートが軒並み中止の今この状況、いつかまた思いっきりコンサートを楽しめる日がくるといいなあ。

あとDVDほしいなあ、、、